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T-FSIとDSG [Books&Magazines]

 今月のCGにGTIに関する記事が載ってました。

 まず驚いたのが、タービンの大きさです。かなり小さい感じがします。いわゆるチューニングカーなんかだと、見た目勝負なところがあってドデかいですが、マニホールドのサイズからして、レスポンス優先なようです。それと、10.5という圧縮比ですからターボラグというものが少ないのは当然でしょう。こういうところは、日本メーカーではライバルとのスペック競争が重要なため、わかっていてもやれない設計と思います。何しろランエボなんて、ずっと前から280馬力なんですから。別にユーザーがみんなラリーに出るわけでもないのに、とにかく自主規制いっぱいまで、出さないと気が済まないようです。(実際の公道では、最高出力なんかより、トルクの出方、レスポンスのほうが効果が高いのはわかっているはずですが。)
 
 DSGはやはり「シフトパドル」があったほうがいいようです。06モデルを選んでよかったです。(ふ〜〜)開発者がおっしゃているんだから間違いないでしょう。(本当の事を言っているとは限らないですが、嘘を言う理由もないですし。)

 さて、明日は我がGTIの残金の振り込みに行ってきます。


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CG選集 VOLKSWAGEN GOLF [Books&Magazines]

 この盆休みを利用して、やっと「CG選集 VOLKSWAGEN GOLF」を読み終えました。

 いや〜長かったです。暇を見て少しずつ読んでいたので、実に3か月近くかかりました。
 まず、知らなかったのが、「GTI」は、その昔「ゲーテーイー」と呼ばれていたらしい事。(CG関係者だけかも知れませんが。)これを読んで、「アーマーゲー」を思い出してしまった人は、年令が決して若くはない人です。この呼び方はおそらくVGJでもしてないでしょうから、ドイツ語圏のみで通じる呼び方でしょうか。かっこいいのか悪いのか微妙な呼び方です。
 次に現行ゴルフの長期テストの中でも「左足ブレーキ」について書いてありましたが、フェイルセーフを考えると、現在の制御になるのは止む終えないと思います。どうもCG誌はPF大先生の影響か「左足ブレーキ」派のようです。切り替えスイッチで「左足ブレーキ」を出来るようにするべき、との意見は、このような制御にした目的を考えると意味がありません。
 最後にゴルフというクルマは初期には、ヤナセによる「ガイシャ」として導入され、その後、VWの日本法人により国産車と対当(まだ割高か?)に競争できるようになり、現在に至っているという歴史がわかりました。GOLFオーナー予備軍としては必読でしょう。
 


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左足ブレーキ [Books&Magazines]

 今回は「左足ブレーキ」について考えてみたいと思います。
 何故、こんなことを思ったかと言うと、「VW GOLF FAN」という本で笹目氏が、こう書いてます。「前略〜このATはAペダルとBペダルをちょっとクロスさせて踏んでも、エンジンが途端にヤル気をなくす。中略〜VWは改善する意思がまったくないのだろうか。それともドイツ流CPUチューンの遅れている部分なのだろうか。」となっていたからです。

 一見、F1でも2ペダルの時代、左足でブレーキ踏むのがスポーツドライビングだぜ!的な正論に読めますが、笹目氏は大事なことを見落としてます。 
 それは、最近のクルマはアクセル(スロットル制御)を電気的に行っているということです。そしてそれは、ミッションとも統合されて制御されています。昔のクルマみたいにアクセルにケーブルが繋がっていてエンジンルームでもケーブルを引っ張ればスロットルが動かせるなんてことはありません。そこで問題です。自動車は一定速度で平地を走行中の場合、アクセルは開いているでしょうか、閉じているでしょうか?そう、開いていますね、閉じていたら走行抵抗で減速してしまいます。その状態でブレーキペダルを踏んだとします。ここでクルマがとる判断はどれが正しいでしょう?
1)ブレーキが踏まれたのだから、少しブレーキを効かせてスロットルはそのまま。
2)ブレーキが踏まれたのだから、ドライバーは減速したいはず。でもアクセルも踏まれているのは、ひょっとしてセンサーの故障かもしれない、とりあえずブレーキを優先してスロットルも絞る。
当然、2)が正解です。間違っても1)にしたら、アクセルの開度センサーが故障したときに停止しなかったのはクルマの欠陥だったとして訴えられます。
 笹目氏は自動車評論家としては優秀かもしれませんが、一般世間から視点が乖離しているようです。
 そういう訳で、左足ブレーキは残念ながら最新クルマ事情には合わないテクニックといえます。
(プログラム変更で「笹目式」にできれば、有効なテクニックかもしれませんが、オウンリスクということで主流にはならないでしょう。)


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Audi A3Sportback VS GTI [Books&Magazines]

 今月号のカーグラフィックで、Audi A3 SportbackとGTIの比較記事が載っていてその中で、「53万円の差を付けているA3にとくに明白なアドバンテージがあるわけではない」と書かれていますが、今回は何故、A3は53万円もGTIと差があるのか考えてみたいと思います。


 
 まず、一番目は、ブランドの差です。VWとAudiで基本的に同じ車体を使って商品を展開する以上、国産車みたいに大量にさばくための共通化ならともかく、日本ではもともと売れる数が限られているため、明確に差を付けたいところです。分かりやすい値段で差を付けて、プレミアム路線はAudi、量販路線はVWと区分けしたのではないでしょうか。実際、筆者の住む地域では、Audiはヤナセ系の販売店が仕切っており、その敷き居の高さ(?)が一つの売りになってます。

 次に生産国の違いです。A3は調査してないのですが、おそらくドイツ。GTIは、南アフリカ。この生産国の違いによる生産コストがそのまま反映されているいるような気がします。(メーカー卸値は分かりませんので、あくまで推測ですが。)同じ車体と前に書きましたが、基本設計が同じというだけで、細かいパーツのサプライヤーは当然違うでしょうし、一緒と勝手に思っているだけで実はコスト削減した別物の可能性もあるので、製造コストはともかく部品コストはひょっとしたら、最初からA3のほうが高いのかもしれません。

 とりあえず、GTIがA3に比べて遜色ないということで、(堤灯記事という可能性もありますが。)一安心。肝心のGTIは未だ納期も価格も決まらず。果たして9月に間に合うのか?


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